11月29日~12月2日に開催される「Internet Week 2016」において、弊社の谷沢が発表します。
D2-2 運用現場が変わるDevOpsツール活用術2016
2016年11月30日(水)13:15~15:45
場所 2Fホール
国立情報学研究所におけるクラウド運用のJupyter NotebookとAnsibleによる機械化とその効能
講演者 谷沢 智史(国立情報学研究所 クラウド研究開発センター / 株式会社ボイスリサーチ)
国立情報学研究所(NII)では、 所内研究者向けにベアメタルクラウドを運用しています。 NIIのクラウドにおいては、 学術研究機関という性格上、 さまざまなソフトウェアが異なるライフサイクルで利用されます。 これらのソフトウェアをいかに少人数で効率的にサービス提供するかという課題に対して、 NIIのクラウド運用チームでは、 Literate Computing for Reproducible Infrastructureと銘打ち、 Jupyter NotebookとAnsibleを活用したインフラ運用の機械化(自動化)を試みています。
本講演では、実際のNIIでの運用例を挙げながら、 これまでの手順書ベースの作業がJupyterを使ってどのように機械化できるのか、 運用手順がNotebookという形で保存、 共有可能になることで得られる知識共有、 手順効率化の促進などの効果についてお話しします。